佐賀県伊万里の『古伊万里酒造』の銘酒『古伊万里 前』の限定酒。
こちらのお酒は、酒袋から滴り落ちるお酒を小さいタンクの真上にセットして
そこから溢れる雫(しずく)酒をタンクの中に集めて、それを瓶詰めにしました。
もろみを酒袋に入れて吊るし、圧力を加えずに
自然に滴り落ちる雫を集める方法を『雫搾り』といいます。
手間暇はかかるものの、お酒の繊細な旨味を最大限に引き出してくれるため、
贅沢な味わいに仕上げてくれます。
雫となってタンクに落ちる様子を見たプロレス好きの蔵元は、
プロレスの技にある「垂直落下式」と命名しました。
口に含むと、ふくよかな風味が広がり、美しく透明感ある旨味が
贅沢に感じます。
メロンを想わせるエレガントな吟醸香とピュアで繊細な香味。
しっかりとしたガス感と共にすっきりとした味わいを感じられ、
キレの良いクリアな仕上がりになっています。
脳天を叩き付けるかの様な旨さを是非ご賞味下さい!
【商品詳細】
原料米:山田錦100%
精米歩合:55%
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アルコール度数:16%
九州佐賀県伊万里の地にて明治42年(1902)に
創業した『古伊万里酒造』。
蔵元がある佐賀県伊万里は、江戸時代から続く
「伊万里焼」という美しい陶磁器の産地として有名です。
その伝統がある地にて100年間、
丁寧な寒造りによる伝統と情熱的な味わいを
追求し続け、歴史の深みを出す酒を表現し
時代にマッチしたこだわりの酒造りを
目指しています。
佐賀県産米を主に使用し、洗米は15kgずつを
秒単位で洗います。
仕込みには竜門水系の軟水を使用して
ゆっくりと低温発酵させ、
古伊万里の酒の味の元である良質な麹を造っています。
酒造りの過程には、最新の分析機を導入し、
厳正な温度管理とともに発酵過程も厳密にチェックし、
その情報は携帯やタブレット、PCにて
全スタッフに共有され、徹底して管理されています。
それにより清潔で美味しい酒造りを行っています。
古伊万里酒造の代表酒『古伊万里 前 純米大吟醸』が
2016年度福岡国税局酒類鑑評会にて大賞受賞し、
JAL国内線ファーストクラス採用酒に選ばれています。
全米日本酒歓評会(U.S.National Sake Appraisal)にて
出品したお酒が金賞を受賞するなど
国内外問わず人気がある酒蔵です。