佐賀平野の西、塩田川の上流に佐賀県嬉野市塩田町があります。
東洋の王者と呼ばれる『東長(あずまちょう)』を醸す
創業二百年の老舗蔵元『瀬頭酒造』もあります。
『東長』の名前は、大正時代の内閣総理大臣「原敬」氏が
命名しました。
原敬首相が東長を飲んで、
「アズマの国のオサ、すなわち東洋の王者にふさわしい」と
称賛されました。
戦後、GHQ総司令官「ダグラス・マッカーサー」にも気に入られ、
GHQ指定商品に選ばれました。
今回ご紹介するお酒は、温度によって味わいを変える、
不思議な日本酒です。
冷温と常温、2つの温度帯によって香りと味わいを変えます。
キリッと冷やすと華やかでメロンの香り、
温度が常温に戻ってゆくと、乳酸菌の様なミルキーで
爽やかな味わいに変わります。
温度によって変わる味わいはまさに「みらくる」と呼ぶのに
相応しく、このお酒にも命名されています。
冷やしてお飲み頂いて、飲み進めながら常温に戻して
お飲み頂くと、二通りの味わいが愉しめます。
柔らかな甘味と軽やかな味わいが心地良い純米酒を
是非、お楽しみ下さい。
【商品スペック】
精米歩合:68%
原料米:レイホウ
日本酒度:0
酸度:1.5
アルコール度数:15度