南半球産のホップにフィーチャーしたCold IPAです。
麦わら色でやや霞がかった外観のデザイン。
2年前に設計・醸造した限定ビール「するすんIPA」を
意識した骨格をしていますが、実のところ全く別物となっています。
以前と比べて3つ変わりました。
1つ目は、酵母。
当時はKveik酵母を低温発酵させることでラガーライクに仕上げる
Pseudo Cold IPAとしていました。
が、今回はラガー酵母を高温発酵させて作っています。
クリーン・クリスピーなラガーらしい発酵キャラクターの質が
以前より向上しているのを強く感じています。
2つ目は、副原料。
その時はお米を使用していましたが、今回はコーンを使用しました。
コーンに変えることで、クリスピーさを引き立てることができた印象です。
3つ目は、ホップ。
ニュージーランド産のホップは、ホップサプライヤーによって
品質が大きく違うことが分かりました。
栽培方法により香気が大きく変わるようです。
フルーティ・トロピカルな香気を最大化しようとしている
サプライヤーのホップを使用し、
ニュージーランド産ホップの特徴香のトロピカルさを
ふんだんに感じられるようにしています。
3つの変化によりドリンカブルかつ華やかなCold IPAに仕上がりました。
それにより、香りは華やかでトロピカルなトップノート。
口に含むとしゅわしゅわとした強め炭酸の感触とともに、
ホップアロマが口いっぱいに広がります。
パッションフルーツ、赤ブドウ、桃などといったフルーツのフレーバー、
そして苦味を伴うウッディ・グラッシーなフレーバー。
後味はスッキリと爽やかに抜け、ホップキャラクターもあいまって清涼感を感じられ、
軽い渋みの余韻を残します。
【商品詳細】
原材料:大麦麦芽(アメリカ製造、カナダ製造)、コーングリッツ、ホップ
style:Cold IPA / ABV:6.5%
IBU(国際苦味単位):55%
品目:ビール