東北の盛岡にある菊の司酒造の創業の地である紫波町「日詰平井邸」。
昭和初頭から百年の間、時を止めていたかつての酒蔵を
16代目である平井祐樹氏がクラフトサケ醸造所として復活させました。
そして、平六醸造(ひらろくじょうぞう)と名を改め、
ハイブリッドな製法で醸された日本酒を醸造しています。
今回ご紹介するお酒は、100年前に醸造が行われていた造り蔵に
長年棲み眠り続けていた一株の清酒酵母を使用しています。
100年の時を超えて目覚めた酵母。
現代に流通している酵母たちとは異なる質感を持ち、
過去と現在、そして未来をつなぐ
その酵母を『アカツキ』と名付けました。
2023年度、クラフトサケ製法を共同研究した
岩手県工業技術センターの協力のもと、
2024年度再度契約を更新しアカツキの実用化に向けて試験。
実用試験を経て、平六醸造のクラフトサケをさらに深化させ、
「Re:vive Origin アカツキ」を醸造しました。
国産米に掛米には精米歩合40%の高精白米を使用し低温発酵、
紫波町特産もち米の発芽玄米のみを副原料に使用し、
「アカツキ」で醸しました。
そんな平六醸造の始まりや起源を冠するお酒の
気になる香りと味わいですが……
穏やかな瑞々しい香り、繊細な甘味と伸びやかな酸味に
ノスタルジーな時の流れを感じます。
大切な家族と共に過ごした懐かしい日々、
故郷の思い出と残り香を慈しみながらご堪能ください。
【商品詳細】
原料米:米(国産)、米麹(国産米)、発芽玄米(国産)
日本酒度:非公開
酸度:非公開
使用酵母:アカツキ
火入れ:無し
加水:無し
アルコール度数:14%