国内外のコンペティションで高評価を受ける三重の酒『作(ざく)』。
全国新酒品評会5年連続金賞受賞。
インターナショナルワインチャレンジ(IWC)メダル獲得。
ワイングラスで飲む日本酒アワードなど、若き杜氏『内山智宏』氏が醸す
透明感のある味わいが特徴的なシリーズです。
精米歩合40%の山田錦を低温でゆっくりと醸しました。
華やかな香り蔵に満ち溢れる頃、もろみを入れて吊るした小袋から
余分な力を加えずに、したたり落ちる滴だけを集めて瓶に詰めました。
華やかな香りを一層際立たせた大吟醸です。
【滴取りとは?】
米の一粒一粒をじっと見つめ、その吸水具合を手の上で確認する。
熱い甑(こしき)から、立ち上る湯気の中、蒸しあがった米を掘り出す。
手のひらで麹の硬くしまった状態を感じ取る。
酒を醸すという作業の機微は、とても一言ではいいつくせない。
精米歩合が40%の酒はどこにでもある。
日本酒度がいくつという酒は、無数にある。
数字を用いたスペックでは語れない味わいが目標だ。
そうやってめいっぱいこだわった酒造りであるが、
さらに、これぞという酒を造るための最後の工程が「滴取り」である。
袋に醪(もろみ)を入れ、余分な圧力をかけずに、したたり落ちる酒だけを
「斗瓶(とびん)」と呼ばれる容器に受ける。
そうやって集めた斗瓶の中から、さらに目的の一本を選び出す。
このような手間ひまをかける目的は、ただひとつ。究極の透明感を求めるためにある。
すべてはこの瞬間に収束する。
モータースポーツの街『三重県 鈴鹿市』唯一の地酒蔵元『清水清三郎商店』。
2012年10月1日に社名を『清水醸造』から創業当時の社名に変更。
清水慎一郎社長と内山智広杜氏、そして三重県の地酒プロデューサーS50の
メンバーでもある万代学氏により、全国、そして全世界に日本酒を発信しています。
造られる銘柄は全国新酒品評会でも名をはせる酒『鈴鹿川』。
そして地酒にこだわった酒販店に限定して販売される『作(ざく)』があり
どの銘柄も杜氏である内山智広氏ならではのクセのない綺麗な味わいです。
そして何といっても清水清三郎商店の特徴は『四季醸造』であること。
通常、日本酒は『寒造り』と言い、冬の寒い期間に造られますが
清水清三郎商店では空調・冷蔵等の設備を強化し、年間通して酒造りを行います。
これにより常にフレッシュで瑞々しいお酒が御案内できています。