【百十郎 純米吟醸 南の酒 South wind 直汲み無濾過原酒】
ジューシーな白桃を想わす香り。
杏仁の様に甘くミルキーなニュアンス。
ミネラル感と程よい豊かさがあり、リッチな酸でメリハリのあるボディ。
ラベルに添えられた「芳醇・トロピカル」の文字通り、豊かな果実を想わせる香りと、それに負けないしっかりとした味わい。
爽やかな夏酒と言うよりは、夏の夕暮れの静かな時間をゆったりと愉しめる甘くミルキーな印象に仕上がっています。
合わせるお料理はチーズや焼き鳥など、しっかりとした味わいにピッタリです。
【百十郎について】
地元で活躍した歌舞伎役者「市川百十郎」が由来
2010年、明治から昭和(1882年〜1969年)に活躍した地元岐阜各務原の歌舞伎役者、「市川百十郎」氏の名前から新ブランド「百十郎」を立ち上げた。
市川百十郎氏は地元へ1200本もの桜を寄贈し、現在では花見の名所100選にも選出されるなど、岐阜県内でも屈指の花見所となっている。
「艶やかな旨辛口の百十郎」として歌舞伎のアバンギャルドなデザインと、透明感あふれる、日本で一番きれいな日本酒を目指し、2020 年に迎える創立100 周年に向けて、これからの100年を意識した日本酒文化の継承に挑戦し続けている。
【製法の特徴】
日本酒製造独特の醸造過程である「糖化」と「アルコール発酵」が同時に行われる「並行複発酵」に加え、「乳酸菌発酵」というもう1つの新たな変化を加え3つのプロセスが同時に行われる次世代無添加日本酒製造法「トリプル発酵製法」を確立した。
この醸造法により安定した「生酛」の手法が可能であり、従来の「速醸酛」より時間短縮が可能となった。個性的な旨みを持つお酒でありながら良質な酒質を保ち、効率的・安定的な酒造りを可能とし、すべてが原料由来の無添加醸造を実現した。
【林本店@岐阜】
日本酒文化を、世界中の人々に拡げていきたい
1920年の創業。2020年に創業100周年を迎える酒蔵。
新ブランド「百十郎(ひゃくじゅうろう)」を9年前に立上げ、研究・商品開発を行うとともに、製造品を高級嗜好の純米酒や純米吟醸酒に再構築した。
販路も国内だけではなく海外に求めたところ、営業活動を続けた努力が認められ、2015年「がんばる中小企業・小規模事業者300」(経済産業省)に選定された。