滋賀県の無濾過ワイン専門ワイナリー『ひとみワイナリー』。
日本酒専門でワインの良さを知らなかった私を日本ワインの世界に引き込んでくれたワイナリーです。
その当時、『ひとみワイナリー』でワインを醸していたのが、醸造家『岩谷澄人』氏。
岩谷氏の造るワインは葡萄本来の旨味やニュアンスをそのまま表現している様に思えます。
フレッシュな葡萄を頬張った様な味わいの拡がり。
無濾過のにごりワインならではの味わい。
少量多種のワイン造りで毎回驚きの美味しさのワイナリーでした。
その岩谷氏が、大阪のフジマル醸造所を経て、いよいよ自身のワイナリーを設立!!
ワイン通の間で超人気の岩谷氏のワインを幸いにも当店でも御縁を頂くことができました!!
是非、この味わいを皆様にお届けしたいと思います!!
岩谷氏よりコメント
◆YellowMagicWinery ORDINARY ROUGE 2022◆
2022年産はベリーAを主体にコシのメルロー、風合いのスチューベンで
このワインのコンセプトである、「日常」を表現しました。
日常に寄り添うワイン。
あらゆるシーン使える日本のブドウとしての「アジアンテイスト」のワイン。
トップの柔らかなブドウ香から中庸に伸びる「旨」、
心地よい余韻を呼ぶために仕込みには時間をかけました。
低温のもとで自然発酵させるコールドマセラシオンを60日以上かける事により、
果皮からの旨味、程よいタンニンの抽出も促され、
「香り高い」プラス「旨味」の味わいに仕上がりました。
そして発酵終了後も無亜硫酸塩にてタンク保存し、タンク内自然乳酸発酵により
酸化を防ぐとともに、味わいのまろみの変化もさせました。
その後瓶詰めしましたが、今、瓶内で再度瓶内M L Fが起きており、
少し開栓時には「シャワッ」としています。
赤ワインというカテゴリーのワインですが基本は冷やして
スルリといけるワインを⽬指しています。
多種の料理に合わせやすい多様性のあるスルリ赤ワインになっていますので、
初めての方もよく飲まれている⽅も楽しめる
『SOIF=ソワフ(喉の渇きを癒す)』なワインとして感じてもらえると思います。
【ワインデータ】
原材料名:ぶどう(ベリーA、メルロー、スチューベン(山形県産)
容量:750ml
アルコール分:10%
酸化防止剤:未使用 自然発酵 MLF
※画像のヴィンテージは異なる場合がございます。
【醸造家 岩谷澄人】
経歴
1965年 青森県西津軽郡深浦町出身
1987年 アパレルメーカー就職
1990年 葡萄栽培&ワインメーカーとして28年従事
2018年 山形県南陽市赤湯字西町871番1 に(株)グローバルアグリネット設立し「Yellow Magic Winery」をスタート
【 概 念 】
「足さず 引かず」それが僕の作るワインです。
僕は28年その理念に基づき作ってきたのが「にごりワイン」です。
その年々の葡萄の個性から発せられるエネルギーを感じワイン作りをする。
この単純明快なものが僕には会うんです。
特に「ラブルスカ(生食用葡萄品種)」には日本固有のDNAが刻み込まれていると感じ、そのラブルスカから生れるワインに夢を感じています。
もちろんヴィニフェラ(ワイン専用種)にもです。
その夢の実現の場所として 葡萄産地として歴史ある「山形県南陽市」に決めました。
これから発する「Yellow Magic Winery」のワインにご期待ください。
「YellowMagicWinery」とは「黄色魔術醸造所」。
アジア、そして日本人の感性に響く、この地に生まれてよかったと感じられる「日本ワイン」をコンセプトとして設立しました。